中学生の著作権に対する問いの正答率46.7%、
過半数を割る結果に

2022年3月15日:株式会社教育ネット(神奈川県横浜市都筑区 代表:大笹いづみ)が実施している「ネット利用における実態調査」(2021年4月~12月実施分)にて、中学生における著作権に関する設問の正答率が全体で46.7%だったことがわかった。学年別でみると中学1年生で39%、2年生で44%、3年生でも57%にとどまった。また、小学生の肖像権に関する設問の正答率は小学3年生で25%、小学4年生で23%、小学5年生で28%、小学6年生でも37%だったこともあきらかになった。(※1年生・2年生は保護者と一緒に回答しているため正答率が高くなっている)

著作権・肖像権の知識、意識が乏しい場合、SNSなどへの安易な情報発信が著作者の権利侵害にあたるケースもある。今後ますますICT機器を創造的に活用する場面が増えることが想定されるため、児童生徒が著作権、肖像権に対する正しい知識を身につけることが必要だと考えられる。 

グラフ

 

お助けネット【ネット利用における実態調査】
対象: 教育ネット支援自治体の小学校、中学校 児童生徒 37,291人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調査期間:2021年4月~12月

総質問数:質問21問

主な質問項目: ICT機器の所有について、サービス利用、利用時間について 等